「 自己肯定感の教科書 」は、どうせ自分なんか と思ってしまう人におすすめ

こんにちは。

 

今日は 中島輝 さんの著書「 何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書 」の感想を書いていきます。

 

この本は、自分が苦手なブログ執筆を楽しめるきっかけになった本です。

この本の感想を書いてみようと思ったのは、自分がブログを書いているときに、「自分の記事って価値あるのかな」「こんな記事、読んでくれる人いないよ」って否定しながら書いていたからなんですよ。

この自己否定を改善したい!って思って、この本を購入しました。

 

自己肯定感の教科書 」は、自己否定のせいで作業がつらい人、
もしくは自己肯定感を持ちたい人におすすめします。

 

 

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ネガティブな感情が、モチベーションにならない

自分のダメな面に気づき、それを改善することで成長できる、というのは当たり前の考え方だと思います。つまり自己否定があるから成長できるという考え方です。しかし多くの人が悩んでいるのは、この自己否定が成長につながらず、むしろ、つらい感情が余計に強まってしまう点ではないでしょうか。

自己否定が成長につながるのは、大前提として、「自分は成長できる人間だ」とか「この逆境を乗り越えれば、もっと優れた人間になれる」という自己肯定感を持てている場合だけだそうです。

 

もともと大きな自己否定を抱えている人が、自己否定をモチベーションの種として使用すると、自己否定の上に自己否定を重ねてしまうことになります。すると、つらい感情が助長されてしまい、成長のための作業が、逆に手につかなくなってしまうのです。

では、自己否定が強く、成長にブレーキがかかってしまう人はどうすればいいか?というのに答えてくれるのが本書です。

 

 

「 自己肯定感の教科書 」を読むメリット

この本を読むメリットはやはり

「自己肯定感の代わりに”自己決定感”に頼る」ことができるようになること、です。

これによって、
・作業の楽しさを、自分でコントロールできる
・自己否定しながらも、作業に楽しさを感じられる

 

中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されていますので、掲載します。

www.youtube.com

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人間はネガティブ思考が基本

まず、基本的に人間はネガティブ思考なので、自己否定感があることを気にしなくてOKですよ、ということを伝えてくれます。

アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考をおこなっているそうです。(中略)しかも、その6万回のうち約80%、約4万5000回は、身を守るためのネガティブな思考になりがちであるということもわかっています。

 

出典:自己肯定感の教科書

 

自己否定感を感じていること自体には、大きな問題はなにもありません。そして、自己否定感を感じながらも、作業をつらくなく行えるという方法があるのです。

 

自己決定感を感じる第一歩 ”許可”

自己否定は、自分をほかの誰かや過去と比較することで感じます。過去や比較にとらわれていると、「~すべき、~せねば」といった義務感によって自分の行動を決定してしまう傾向があります。

義務感は自分を行動できないようにさせる働きがあるため、人生の幸福度を下げてしまいます。でも「過去と比較」を変えることはできません。

 

過去があるから今の自分があって、その思い出を忘れることはできません。なので、一回、その過去の記憶を置いておく。自己否定を感じさせるものを認識したうえで、「置いておこう」としてみる、という”許可”することが第一歩です。

 

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 ”決定” で自己決定感を感じよう

許可したうえで、「だから、自分はこうする」と決めることで自己決定感という自己肯定感の一要素を感じることができるのです。自己肯定感の以下の6つの要素で構成されています。

  1. 自尊感情
  2. 自己需要感
  3. 自己効力感
  4. 自己信頼感
  5. 自己決定感
  6. 自己有用感

この中でも自己決定感は幸福度を左右する要素です。そして自己決定感は、作業を自分で選ぶことで、コントロールすることが可能です。つまり自分でコントロールできることに取り組むことで、自分の幸福度を左右できるのです。

自分でコントロールできるからこそ、自己決定感が大事なのです。自己決定感に頼ることで、自己否定を感じながらも、幸福を感じることができるのです。

 

まとめ

・自己否定感やネガティブ思考は人間の基本

・自己否定しているときは、これでいいんだと”許可”する

・”許可”したうえで「だから、こうしよう」と”決定”する

 

自己否定が強く、行動にブレーキがかかってしまう人におすすめします!

 

 

では、また

ここまで見てくれてありがとうございました。