「苦しかったときの話をしようか」は、進路を決める軸がほしい人におすすめ

こんにちは。

 

今日は森岡 毅さんの著書「苦しかったときの話をしようか」の感想を書いていきます。

 

この本は、自分が就活を2年後に控えて、残り少ない学生生活で、伸ばすべきスキルを決める軸を得られた本です。

この本の感想を書いてみようと思ったのは、何もできない自分が就活でアピールできることがないと思っていたからなんですよ。

今はスキルもなにもないけど、残りの学生期間の中で「何に対して努力すればいいか、はっきりさせたい。」って思って、この本を購入しました。

 

「苦しかったときの話をしようか」は、目標を決めたい人、
もしくは、人生の岐路で進むべき方向に迷った人におすすめします。

 

 

苦しかったときの話をしようか

 

 

 

人生にマイナスなんて存在しない。

著者は経営危機だったUSJをV字復活させた凄腕マーケター・森岡毅さん。本書は、著者自身の社会人になって10年間にあった「情けなく惨めな黒歴史(実話)」が書かれている。

その中で、ビジネスマンとして進路を決めるために必要だと感じられたことがまとめられている。

 

 

「苦しかったときの話をしようか」を読むメリット

この本を読むメリットはやはり

「自分の軸」を作れるようになること、です。

これによって、

・進路に迷わなくなる

・仕事で成果を出せるようになる

 

 

 

【内容①】

ビジネスマンの基礎力は3種類

就活で本質的に悩むべきは具体的な就職先ではなく、自身のキャリアにとって重視すべき「軸」なのです。自分の軸を中心に考えることで、結果的に就職先を選ぶのがいいのだそう。

その「自分の軸」を見つける方法を紹介します。まず、ビジネスマンとしての基礎能力のうち、自分はどれに当てはまるかを知ることです。

『Tの人(Thinking)』[戦略性が強みになる人]

知的好奇心をガソリンにして考える力を磨き、より大きな結果を出すことでキャリアを築くタイプ

 

『Cの人(Communication)』[伝える力/人と繋がる力が強みになる人]

強い対人コミュニケーションが武器で、人と人を繋げることで新たな価値を生み出すタイプ

 

『Lの人(Leadership)』[変化を起こす力/人を動かす力が強みになる人]

自分が起点となって周囲を動かし、組織に高いパフォーマンスを発揮させるタイプ

 

成功は必ず人の強みによって生み出されるのです。決して弱みからは生まれません。つまり戦略性を得意にする『Tの人』がリーダーを目指すのは得策ではないということです。

 

 

【内容②】

進路の選び方は「年収の期待値」

年収はこの3つの要素で決まっています。この3つを基準に業界や企業の年収を考えることができます。そのうえで、自分の「年収の期待値」を知ることが必要です。

「職能の価値」

「所属する業界」

「成功度合い」

例えば、

300万円でいい?→ それは嫌

1000万円稼げるくらい働きたい?→ それも働きすぎ。。。

じゃあ400万円は?とだんだん上限と下限の範囲を狭めていくと、期待値がわかってくると思います。

年収の期待値を決めたうえで、情熱を持てる好きな仕事を選ぶべきなのです。

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まとめ

・ビジネスマンとしての基礎能力のうち、自分が当てはまる能力を知る

・年収の期待値を知る

・最後に、絞り込んだ分野から、情熱の持てる好きな仕事を選ぶ

 

進路の選び方に悩んだ人におすすめします!

 

 

では、また

ここまで見てくれてありがとうございました。

 

 

苦しかったときの話をしようか