①やる気を出す その2 - 自分の軸を見つける -

やる気がでてきたら実際に稼ぐまえに、どうやって稼ぐか、なにで稼ぐか、そもそもなぜ稼ぎたかったかを一度整理してみましょう。

実際に稼ぐための行動をし始めると、周りの目が気になったり取引先に気後れして、今やっていることは自分が本当にやりたかったことなのだろうかと不安になります。そうならないためにも自分の本心を一度明らかにして、言葉にすることで不安になったときに立ち返れる軸を作っておきましょう。

 

自分の軸を明らかにするための書籍を2冊紹介します。

 

ひとつめはメモの魔力

著者が就活生だったとき、面接で自分の言葉で受け答えができるよう自分のことを掘り下げたそうです。そのときに使ったのが自己分析の書籍の巻末に掲載されていた1000問の問いに答えるという方法だったそうです。1000問は確かにおおいのですがこれを乗り越えたら、自分の本当にやりたいことを明確にすることができ、志望の会社にも受かったとのことです。

この本に載っているのはその1000問とほとんど同じものだそうで、内容としては幼少期から現在(20代から30代)までの出来事や思い出について、あらゆる切り口で思い返していくというものです。

1000問と聞いてさすがに無理とあきらめようとしている方、著者の前田さんが言うには最初の100問だけでもかなり自分のことを理解できるようになるとのことなので、少しだけやってみませんか?

実際、1000問というのはかなり大変で正直、自分も700問くらいしか答えれていません。それでも、長いこと忘れていた懐かしい記憶を思い出すことができ、そのたびに自分の以外な一面に驚かされました。1000問と聞くと長いみちのりだと思ってしまうかもしれませんが、1問ごとに自分の知らない自分の性格や長所を発見し、次第に楽しくなってきます。一問答えたらまた一問と着実に進んでいけると思います。

 

メモの魔力で1000個の過去の出来事を思い出したら、それを軸にするためにまとめていきます。1000問のなかでこのキーワードがたくさん出てくる、深堀するとここに行きつくというものに出会えた人はそれを軸にこの後の記事を読み進めていただければと思います。

しかしまだ自分の軸ってなんだろう、自分に強い思いや願いがあることはわかったけどお金を稼げるものじゃないだろうと考えが止まってしまった人は、自分の思い出を行動に活かすために整理する必要があります。

そのために「やりたいこと」の見つけ方という書籍をご紹介します。

この本は、①自分の大切なこと②得意なこと③好きなこと の順で自分の経験を深堀りしていくことで自分のやりたいことを明らかにするという構成になっています。

 

この書籍にも各項目で設問があるので、この書籍だけで自己分析ができるのですが

自分の半生を多角的に見る、順番を考えずに(先入観なしに)とりあえず思い出すことで自分をより俯瞰してみることができるという点で最初はメモの魔力をおすすめします。